鹿着物は、
日々の育児の中で感じた
「着物は少し大変」という実感から生まれました。
子どもが嫌がらず、
着付けに時間がかからず、
それでいて心がときめくこと。
伝統に敬意を払いながら、
現代的なテキスタイルと新しい色彩を取り入れ、
今の暮らしに寄り添う着物を制作しています。
特別な日も、
いつもの延長のように楽しめること。
それが鹿着物の目指すかたちです。
― 鹿着物が大切にしていること ―
鹿着物が届けたいのは、
着物そのものだけではありません。
あっという間に過ぎてしまう、
子どもと過ごすかけがえのない時間。
その一瞬一瞬が、
やさしい思い出として心に残ることを大切にしています。
色を楽しむこと。
心が躍る配色に出会うこと。
兄弟姉妹で並び、
同じ時間を分かち合うこと。
鹿着物は、
着物を「特別な日のためのもの」から
何度でも楽しめる、身近な存在へと
変えていきたいと考えています。
子どもはすぐに成長し、
着物は毎日着るものではありません。
一度袖を通したら、
また違う一着を楽しみたくなることもあります。
そして、
保管や管理に手間がかかることも、
着物を遠ざけてしまう理由のひとつでした。
だから鹿着物は、
「レンタル」という選択肢も大切にしています。
必要なときに、
今のサイズで、
今の気分に合った一着を選べること。
無理なく、無駄なく、
着物を楽しめる形であることも、
私たちが考える
やさしい着物の在り方です。
着付けが難しい。
動きにくい。
価格が高くて、気軽に手が出ない。
そうしたハードルを少しずつ下げ、
伝統や決まりごとに縛られすぎることなく、
自由なファッションとしての着物を提案します。
特別な日も、
何気ない一日も。
着物をまとう時間が、
家族の記憶の中で
やさしく息づいていくように。
鹿着物は、
そんな時間を支える存在でありたいと
考えています。
― 鹿着物のこだわり ―
鹿着物の着物づくりは、
「着付けがしやすいこと」
「着崩れしにくいこと」
その両立から始まりました。
初めて着物に触れる方でも、
迷わず着せられること。
動き回る子どもが着ていても、
苦しくなく、心地よく過ごせること。
そうした日常の中での使いやすさを大切に、
鹿着物ではオリジナルのパターンを一から設計しています。
また、デザインから製造、管理、メンテナンスに至るまで、
ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ね、
品質と機能性を保っています。
目立たない部分にも手を抜かず、
安心して袖を通していただけること。
それが、
特別な一日を気持ちよく過ごすための
大切な土台だと考えています。
見た目の美しさだけでなく、
着る人の時間に寄り添うこと。
鹿着物は、
長く愛される一着であるための
ものづくりを続けています。